サンゴの苗作り体験
どうもです。
今日はマリン交流フェスティバルのサンゴ植付け体験に参加してきました。
植え付け体験とありますが、実際には潜ったりせず、植え付けに使われる「苗」作りを体験する内容でした。
場所は宜野湾マリンセンター
最初の20、30分はサンゴについてのお勉強ということで、パンフやプロジェクターでサンゴに関しての知識を高めました。
内容は先月行った、琉球大学主催のサンゴ礁の生物塾と大差はなかったのですが、
今回は子供の参加者が多く、それに合わせて内容も優しかったため、素人でも分かりやすかったです。
改めて勉強になりました。
お勉強が終わったら、苗作り体験に。
サンゴがいる生け簀に場所移動。
枝サンゴを板(サンゴの石で作られている)に輪ゴムでくっ付けます。
作業はこれだけなんですが、
サンゴって実は脆くて、特に若いサンゴは少し力を入れただけでもポキッと折れちゃうらしいんです。だけど、慎重になりすぎて触れる時間が長くなると、人の体温でサンゴがやけどし、弱る=白化するんです。なんとも繊細な生き物。
なのでこの作業はドキドキそわそわで緊張しました。
10秒くらいで終わりましたけどね。
作ったこの苗はダイバーの方々の手によって植え付けされます。
その後の状態はこちら↓のサイトから見ることもできます。
苗作りが終わったら、次はグラスボートに乗ってサンゴを見学。
中はこんな感じ。
箱みたいなものを覗くと、
底がガラス張りになっていて、海底を観覧することができます。
写真じゃ分かりづらいんですが、辺り一面サンゴが広がっていました。その光景はまるで博物館に来てアートを観ているかのようでした。
白く写っているのは白化しているサンゴです。
今年は台風が少なかったため、白化現象が加速し、9割ものサンゴが白化しています。
でも、実は「白化=死んでいる」のではないんです。これを放っておくと死んでしまいます。
なのでまだサンゴを回復させる希望があります。
しかしサンゴ自身の力では回復できないところまできてしまっています。そのため私たち人間の力が必要になっています。
そのことを多くの人に知らせていくためにこういったイベントを開催している事業者はたくさんいるので、ぜひチェックして、そして参加してみて下さい。
サンゴの素晴らしさ、生き物の素晴らしさを感じることができると思います。
以上、イベント体験レポでした。
きのこ見つけました。
葉っぱみたいにゆらゆら揺れてました。